学長なんでもノート

『BeSunny!』はじめます!!!

2022年9月17日に韓国から帰国しました。台風の影響を受けることなく帰って来られてよかった。

このノートを書いているのは、9月20日の夕方。昨日、今日は、旅の疲れを癒しつつ、台風の進路を気にしながらの家ごもりでした。台湾東部では建物や道路が崩壊するほどの大きな地震が発生しました。またパキスタンは国土の1/3が浸水するという大洪水に直面しています。

この数日だけで、多くの人類は、いやパキスタンでは水牛も泳いで逃げていたから、多くの生き物が、巨大台風、大地震、大洪水を経験していることになります。数えきれないぐらいのたくさんの被害が生まれています。

災害報道に接した時、僕はいつも、なんというかグッと気持ちを災害に向けるような心持ちになるようにします。“自分が今そこにいる”というような気持ちを一瞬でもつくるというか。そして、そこで何かしたいと思った時には、なんかします。しなくてもいいのです。すべての災害に寄付したりはできないからです。一番怖いのは無関心です。関心を持つということを意識していれば、自分たちの問題になった時、助け合うための行動に、すっと手足がでるかもしれないと考えたりします。

自然災害が巨大化し深刻化する今、その被害を最小限に食い止めるため、日常的に様々な活動をしている人たちがいます。佐賀でもたくさんの人々や団体が活動しています。大学の事務局スタッフでもあり、小城市の市会議員でもある泉万里江さんがまず思い浮かぶのですが、我が大学でもボランティア活動をがんばっている学生、教職員がいます。これからもっと、学生のみなさんにも知ってもらう機会をつくりたいと思います。

さて、新学期から旭学園の佐賀女子短期大学や佐賀女子高校、こども園では新しいブランドスローガン、コミュニケーションマーク(なんやそれ?)を使うことにします。

『Be Sunny!』です。

もともとは、学生が喜んで使ってくれるグッズを開発したいね!という教職員の会話から生まれたのです。どうせつくるなら大学だけではなく、旭学園の関係者みんなで使えるものにしようということで「旭」=太陽をイメージのもとにおいて、親しみやすい「Sunny」(日照、晴れる、陽気な、快活な)という英語で表現することにしたのです。

「旭学園」という名前は、校祖・中島ヤスが「太陽の光が差別区別なく誰にでも降り注ぐように、旭の教育は誰でも平等公平なものでなければならない」という考えから命名されました。そして、旭学園には、学生のみなさんはすでに知っている常にほのぼのと温かく、素直な心で感動し学ぶ、生きることに感謝できる人という「女性像」と、「順和・礼譲・敬愛・奉仕」という「学園訓」があります。

校祖の言葉、女性像、学園訓の3つの要素を「人のために役立つことを自ら考え行動する、太陽の光のように温かな人となる」という言葉に包括し、Be sunny!というスローガンとマークをポジティブに表現しました。今はステッカーとフォトスポットだけですが、これからTシャツとか様々なアイテムを作っていきたいと思っています。そして、Be Sunny!に込めた想い、それをみんなで共有する言葉がブランド・ステートメント(なんやそれ?)です。ぜひ一度ゆっくり読んでみてくださいね。

被災地にも戦場にも、日常の世界にも、太陽の光は降りそそぐ。

人が人として生きるために、光を照らし合う人と人が必要だ。

Be Sunny ! 

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