学長挨拶
大学生、これから大学をめざす若者にとって、今時代は、人類の歴史の中で最も巨大な転換期といえるでしょう。その変化の特徴は、デジタル革命と 100 年長寿時代にあります。働き方、暮らし方は、これまでとはまったく違った常識や価値観によって、劇的に変わっていくでしょう。しかも、日本では人口減少、地球規模では、戦争、巨大災害、環境破壊など深刻な課題にも向き合うことになります。
だからこそ大切なこと。
それは学び続けるということです。学校に卒業はあっても、人生の学びに卒業はなくなっていくでしょう。仕事や生活の転機に、学ぶことを通して、選択肢を増やし、みずからを変身させ、新しい道を見出していく。これからみなさんの人生はその繰り返しになっていくでしょう。ですから、学び続けるための学び方を学ぶ、それが大学の役割になっていきます。
佐賀女子短期大学は、地域社会が必要とする分野でプロフェッショナルとして生きていける確かな力を育む大学です。また、強みである韓国をはじめ、タイ、台湾などアジアの地と人々とともに学ぶグローバルな大学です。
子どもたちとともに
悩みや障害をもった方々とともに
世界の人々とともに
優しい、明るい、面白い、多文化共生の社会の発展に、
学びが活きる大学になっていきたいと思います。
旭学園は、2025年佐賀県武雄市に開学をめざす、4年制新大学の構想の実現にとりくんでいます。短期大学と4年制男女共学という新しいカタチ。
私たちも「超・進化」の道を歩んでいきます。
2023年4月1日
今村 正治
学長なんでもノート
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学長プロフィール
今やっていること
- 公益財団法人A F S日本協会理事
- 兵庫県公立大学法人評価委員
- 公益社団法人日本サードセクター経営者協会理事
- 京都橘大学政策アドバイザー
- 別府市総合政策アドバイザー
やってきたこと
- 1958年11月29日
- 大阪市生まれ
- 1981年
- 立命館大学文学部卒業/学校法人立命館職員
- 2007年
- 学校法人立命館財務部長
- 2008年
- 学校法人立命館総務部長
- 2009年
- 学校法人立命館総合企画部長
- 2014年
- 立命館アジア太平洋大学副学長/学校法人立命館常務理事
- 2019年
- 立命館定年退職後、学園経営コンサルタントとして今村食堂株式会社設立
株式会社ほぼ日、札幌慈恵学園・札幌新陽高校などでアドバイザー活動
共著・論文など
- 『構想の輪郭見えてきた、これからが本番』寄稿 全私学新聞 論壇(2023.2.13)
- 『アイヌ的世界観から、懐かしきグローバルの地平に 札幌新陽高校の再スタート』JBpressコラム(2020.2.18)
- 『湯けむりの街とグローバル大学の不思議な出会い 別府の幸福論』JBpress コラム(2020.1.16)
- 寄稿:「混ぜる街と混ざる街の現場から~多文化コミュニティと震災~」(『自治体国際化フォーラム』332号、2017.6)
- 寄稿:「多文化共生の「寮」をデザインする」(『大学時報』357号、2015.7.20)
- 共著:「立命館アジア太平洋大学-本格的な国際大学の誕生」(『大学行政論Ⅱ』東信堂、2006年)
- 共著:「多文化社会への道」(駒井洋編著『講座:グローバル化する日本と移民問題』第6巻、2003年)
対談、インタビュー、コラム、ラジオ出演など
- 佐賀テレビ インタビュー『佐賀に新たな大学新設、少子化、人口減が進む中どういう戦略?なぜ武雄に?【佐賀県】』
- ラジオ 深町健二郎のオトナマチアソビ(LOVEFM)(2021.4.1)(2021.4.8)出演
- 『コロナで大学はどう変わるのか?!元立命館アジア太平洋大学副学長 今村正治氏が語るコロナ禍での大学の未来予想』PARTIZAN TV (2020.7.10)
- 『APU副学長が解説!こうして出口学長が選ばれた 今村副学長の告白 前編』(2018.10.22)日経ビジネスオンライン
- 『APU出口学長、就任7ヶ月で何が変わった? 今村副学長の告白 後編』(2018.10.29)日経ビジネスオンライン
- 対談 糸井重里・今村正治 『はたらく場所はつくれます論。』(2014年1月ほぼ日刊イトイ新聞)9回連載