学長なんでもノート

カツカレーとSajotanの未来

どこにでも有るけど、これがオンリーワン!といえるようなものが無いもの・・・・・

それは・・・・・

カツカレーです。はい。

おいしいトンカツの店はたくさん知ってます。

おいしいカレーの店もまた、たくさん知ってます。

自慢じゃないけど、僕は食いしん坊。トンカツもカレーも、もちろんカツカレーも大好物です。

それに日本のあちこちを巡ってきたから、どこのカレー、どこのトンカツの店も、地名とともに出てきます。ホント。

ところが、これはうまい!というカツカレーにはなかなか出会うことはありません。

腕組みをして(しなくてもいいんだけどね)、う〜んと、うなってみてもなかなか浮かばないのです。

これはどうしたことだろう。

カレーもトンカツもどっちもおいしくつくるのが難しいということなのか。

だったらカレーのおいしい店とトンカツのおいしい店が組んだら良いのではとも思うけど、どっちもがおいしければそれでメデタシというものではない気もする。

むしろゆずり合い?

トンカツさんにはとてもとてもかないません、いやカレーさんこそたいしたものですと互いをたてるようなバランス重視のつくり方でしょうか。

それもどうかな〜。

どこにも有りそうでいて、実はなかなか無いものそれこそがオンリーワンなのかも知れません。

このことを音楽で考えてみましょう。

たとえば、サザンとかユーミンとかスピッツとか、長い間人気を保ち続け愛されているアーティストの曲は、聴けばあれは〇〇だってすぐにわかりますよね。メロディーも歌詞も生まれて初めて聴くよ、というものでなく、どっかで聴いたことあるようでいて、オンリーワン、まさにそうですよね。

でも、もしまったく聞いたこともない音楽ならどうでしょう。受け入れるのに時間がかかるかもしれません。

結局、オンリーワンは、ぼう大なありふれた普通の中からしか生まれないともいえますね。

だから、優れた発明や斬新なアイディアは、そんなこと僕でも考えつくよというようなことが多いでしょ。

ところで、今本学では、「Sajo Future 2030」というプロジェクトが始まっています。

佐賀女子短期大学が2030年にどんな大学になっていたいのかを考え、構想し、それを実現していくプロジェクトです。

日本には800近い大学があり、短期大学はそのうち300を超えたぐらいです。

プロジェクトでは、そんなたくさんの大学、つまり大学は日本中どこにでもあるけれど、その中で、本学にしかないものを求めていきたいと思っています。

そのためにはどうすればいいのでしょうか。

教職員と学生が、「この大学の好き」、「なりたい姿」を考え抜いて、探してまわり、それらを持ち寄り、もっとよくするのはどうすればいいかを語り合うことです。

大学を応援してくれているたくさんの方の声もぜひ集めましょう。

そんな小さなオンリーワンから積み重ねていくことで、2030年、本学が気がついたらとてつもなく大きなオンリーワンになっていたら、素晴らしいですね。

4月に始めた佐賀女子短期大学のオンリーワンをめざす旅は5月も続きます。どうぞ、みなさんもいっしょに。

最後まで読んでくれたお礼に、僕がオンリーワンといえるカツカレーの店を紹介しましょう。

大分県別府市の「なつめ」という喫茶店です。

カツカレーのおいしい店あれば学長室までお知らせくださいね。

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