公益財団法人サントリー文化財団は、2025年度研究助成「学問の未来を拓く」として、応募総数553件の中から30件を選出し、総額3,000万円の助成を行うことを発表しました。
本学からは、長澤雅春教授の研究「日韓併合期における大衆文化としての朝鮮歌謡の形成と内地の受容について」が採択されました。
この研究助成は、人文学・社会科学分野において従来の枠組みを問い直す挑戦的なグループ研究を対象としており、異分野の研究者が交流・議論を深める場として中間報告会の開催も予定されています。
採択された研究一覧はこちらです。

長澤雅春教授コメント:
「1930年代の東アジア地域における文化形成を長年研究してきました。今回は、K-popの源流ともいえる1930年代の朝鮮大衆歌謡の形成と内地での受容をテーマに、浦田義和 佐賀大学名誉教授(本学客員教授)、木下奈津紀 本学准教授、桑原哲章 福岡女子短期大学教授とともに、調査と資料発掘に取り組みます。」