
2016 年の熊本地震の被災地、南阿蘇村でいちご園「ベリー樹ベリー」の再建を願って学生ボランティア部Sun-Kissed(サンキスト)が支援したご縁から、このたび同農園の 野田さんご夫妻が、佐賀女子短期大学へ「復興のイチゴ」を届けにキッチンカーで来学されました 。
学生たちはハウスの組み立てや苗の定植など農作業にも参加し、被災地への思いをこめて応援を続けてきました。8月3日のオープンキャンパスで「恩返し」の形でイチゴが届けられ、高校生や学生や教職員等に「けずりイチゴ」を提供していただいたことに、教職員・学生一同大きな感動と深い喜びを感じています。
また、今回の来学では、地震直後にボランティアとして南阿蘇へ赴いた 卒業生 も再訪。地震から9年目となる今、佐賀で感動的な再会を果たしました。卒業生からは「まさか佐賀で再びお会いできるとは…」との声も聞かれ、思い出が鮮やかに蘇るひとときとなりました。
野田さんより、ご厚意で提供いただいたイチゴや、南阿蘇村の現状・想いを静かに語ってくださった言葉は、わたしたちの胸に深く響いています。今後とも、佐賀女子短大と南阿蘇村との結びつきを大切に育み、学びと支援の連携を続けてまいります。
最後に、野田さんへ心より感謝申し上げます。

