
2025年8月4日、佐賀女子短期大学は、一般社団法人古湯・熊の川温泉観光コンベンション連盟と包括協定を締結しました。
本協定は、双方の資源や知見を活かしながら、地域社会の課題解決および発展に寄与することを目的としています。協定締結式は本学にて執り行われ、代表理事・山口澄雄氏と本学学長・今村正治の署名により、正式に締結されました。
式では、観光分野での就職を目指すグローバル共生ITコース2年の学生が、本学での学びについてプレゼンテーションを行いました。その後、今回の協定を機に、より一層連携を深め、地域に根ざした教育・研究活動を推進するための意見交換が行われました。
本学では、2026年度から「フィールド・ユニット制」へと制度を移行し、新たに「観光・ITビジネス」フィールドを設置します。このフィールドでは、「観光」に特化した教育をさらに強化してまいります。これにより、古湯・熊の川温泉との連携を通じてインターンシップやフィールドワークが実施しやすくなり、実践的な学びの機会が大きく広がることが期待されます。
さらに、地元・佐賀市内にある古湯・熊の川温泉について学ぶことを通じて、学生が情報発信の担い手となり、佐賀県の観光業界の活性化や、観光分野への就職促進にもつながることが見込まれています。
佐賀女子短期大学は今後も、地域と共に成長し、実践力と人間力を兼ね備えた人材の育成に努めてまいります。

