
2025年7月22日(火)および23日(水)、伊東順子先生(本学客員教授)による公開講座「韓流エンターテイメントの光と影」が開催されました。
本授業では、世界的に高い評価を受ける韓国映画・ドラマを切り口に、韓国社会が抱える現実や矛盾、そしてその背景にある歴史や社会構造に焦点が当てられました。
特に、アカデミー賞を受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』などを取り上げながら、貧困や格差といった社会問題を鋭く描き出す韓国作品の奥深さが語られました。
講師の伊東順子先生は、韓国社会を鋭く読み解くジャーナリストとして知られ、『シュリ』『オアシス』など多くの韓国映画を題材に、映像作品が現代社会をどのように映し出しているかを解説。
学生や一般参加者からは「韓国映画を違った視点で見ることができた」「メディア表現と社会のつながりがよくわかった」といった感想が多く寄せられ、非常に充実した時間となりました。
本講座を通じて、エンターテイメントを通じた社会理解の重要性が再確認され、国際的な視野を持つ学びの機会として大変有意義なものとなりました。市民の皆様もご来学いただきまして誠にありがとうございました。

