この日の体育理論の授業は、フクダ電子株式会社より講師をお迎えして、AEDを使用した救命処置について教えていただきました。

この科目は、こども未来学科全コースと福祉とソーシャルケアコース1年全員が受講し、地域みらい学科の福祉とソーシャルケアコース以外のコースは選択授業となっており、たくさんの学生が受講しています。
授業は、キットを使って、心肺蘇生法やAEDの使い方を体験しながら学びました。
外で人が倒れたことを想定し、その人が意識と呼吸がなかったら周りに助けを呼びかけ、119番通報とAEDを持ってくることを具体的に頼むことや、119番への救急要請を声を出して練習しました。


救急車が到着するまでの一連の流れでは胸骨圧迫の方法も体験しました。
胸骨圧迫をやめていい時は3つあり、消防が来て交代する時、意識が戻った時、AEDを使う時で、それまでは周りと協力して続けることを知りました。
後半はAEDの使い方です。電源を入れ、説明通りパットを所定の位置に貼り、対象者の体から離れてからボタンを押すこと。わからなくてもAEDが音声で誘導してくれるのでその通りにすればできることも知りました。
習った直ぐは覚えていますが、すぐに忘れてしまうので、機会があれば、年に一回は普通救命などの講習を受け、とっさの時に動けるように身につけることが大事だと思いました。
※AEDとは自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)の略称