能登半島地震で被災された七尾市と輪島市で学生や教員がボランティアをさせていただきました。その報告会を2024年9月13日(金)に学内で開催しました。
会場には教職員や学生のほか、ボランティア経験のある市民の方、行政の方、NPOの方など多数お集まりいただきました。


はじめに能登半島地震が発災してから佐賀女子短期大学が行ってきた支援活動や、教員のプロボノ、災害に関する授業について報告しました。
次に学生が七尾市では家財の搬出などのボランティア活動を経験し、一人では難しいことも、他の人の力や知恵をもらうことでやり遂げることができたこと。ボランティアの横のつながりができ、佐賀でもこの関係を大切にすることが、災害時にも大きな力になるのではないかと思ったことなどを発表しました。また、ボランティアに参加した留学生も一人ずつ感想を述べました。


輪島市では留学生や教員がウクライナの方と炊き出しを行い、事前の準備や段取りの大変さを知ったこと。炊き出しなど大変ではあったが、被災された方々が喜ばれる姿や、「ありがとう」と言われたり、手作りの作品をお礼にくださったり、心の交流ができたことなどの体験談が話されました


後半は感想の共有や「災害時に自分ができること」などをグループに分かれて話しました。
「ボランティアに参加して、新しい仲間ができたことは宝物」
「ボランティアで汗をかくのは気持ちがよかった。心のマイルが貯まるよと教えてくれた人に出会った」
「ボランティアに参加する時の心構えや携行品など具体的に知る研修もあれば」
「出会った人とのネットワークを大切にしたい。災害時にも日頃のつながりが大事」
などたくさんのお話が出ていました。
この報告会には学生たちと能登半島地震支援に参加されたボランティアさんもたくさん駆けつけてくださり、再会を喜ばれていました。
今後も短大を拠点に、学内外の方との交流を深めたいと思います。
ありがとうございました。
※佐賀新聞に取り上げていただきました→https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1322644#goog_rewarded

