投稿者: kouhou

10月30日(水)
谷口真由美 本学客員教授による特別授業が対面で行われ、学生のほか、市民の方も受講されました。 今回の授業では豊富な知識と経験をもとに、法律の視点から我が国が抱える子どもの権利の課題についてわかりやすく解説されました。


授業の中で「あなたは自分で物事を決めることができていますか?」
「私が○○する。と決めていますか?」と受講者に投げかけられました。
大人から「あなたのために、あなたのことを思って考えてあげた。」というアドバイスを聞くけれども、「私のことを私抜きで決めないで!」と言っていい。
自分の人生は自分で背負うしかないのだから。人が決めたことは、うまくいかないと人のせいにするようになる。
また、子どもは大人の付属物ではないことも頭に入れておこう。短大生は子どもと大人のはざまにいるけれど、理不尽なことには知識を身に着け対抗するしかない。勉強するしかない!というメッセージが伝えられました。



リベラルアーツII 《障がい者の就労》の授業に、3人の車イスユーザーの方がゲストティーチャーとして来てくださいました。
まず、グループに分かれ、ゲストティーチャーに学生がインタビューをして、グループ以外の学生に向けて自分のグループのゲストを紹介しました。
その後、グループごとに近くのドラッグストアに移動しました。学生も車イスに乗って店舗で買い物を体験し、普段感じていない不便さなどを体感していました。



ゲストの3人はそれぞれ仕事をされていて、プライベートでは地域課題解決のための市民活動をされていたり、全障スポの選手としてスポーツでも活躍されていたり、幅広く社会で活躍されています。
先生たちはラジオ番組も持たれているので、学生の質問に答える時も、ラジオ番組を聴いているような雰囲気の中で進められていました。

先生からは「いろいろなハンディーがあると不便なこともあるけれど、よりよく生活できるように周りも工夫してくれたり、声をかけたりしてくれる良い面も増えて来た」ということも教えていただきました。
また「できることは自分でするけれど、突発的に困ることもあるので、「何かお手伝いできることはありませんか?」と声をかけてもらうことはとても嬉しい。」という先生のメッセージに対して、「これから困っているかもしれない人と出会ったときは勇気を出して声をかけてみようと思った。」という学生の感想も聞くことができました。


リベラルアーツⅡの授業は後期は4つのグループに分かれて実施しています。随時紹介いたします。


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基礎教育科目「旭の女性とみらい」で、携帯ホワイトボードを作りました。


今は出来上がったものが簡単に手に入りますが、ひと針ずつ縫って自分だけの小物を作る体験は忘れてはいけませんね。
本学旭学園は裁縫学校から始まりました。今でもその歴史を学生に伝えて、手仕事を授業で体験してもらっています。


今回作った携帯ホワイトボードは、聴覚障がいのあるかたや、外国人、子どもたちなど様々な人とのコミニュケーションに活用してほしいです。


能登半島地震で被災された七尾市と輪島市で学生や教員がボランティアをさせていただきました。その報告会を2024年9月13日(金)に学内で開催しました。
会場には教職員や学生のほか、ボランティア経験のある市民の方、行政の方、NPOの方など多数お集まりいただきました。


はじめに能登半島地震が発災してから佐賀女子短期大学が行ってきた支援活動や、教員のプロボノ、災害に関する授業について報告しました。
次に学生が七尾市では家財の搬出などのボランティア活動を経験し、一人では難しいことも、他の人の力や知恵をもらうことでやり遂げることができたこと。ボランティアの横のつながりができ、佐賀でもこの関係を大切にすることが、災害時にも大きな力になるのではないかと思ったことなどを発表しました。また、ボランティアに参加した留学生も一人ずつ感想を述べました。


輪島市では留学生や教員がウクライナの方と炊き出しを行い、事前の準備や段取りの大変さを知ったこと。炊き出しなど大変ではあったが、被災された方々が喜ばれる姿や、「ありがとう」と言われたり、手作りの作品をお礼にくださったり、心の交流ができたことなどの体験談が話されました


後半は感想の共有や「災害時に自分ができること」などをグループに分かれて話しました。
「ボランティアに参加して、新しい仲間ができたことは宝物」
「ボランティアで汗をかくのは気持ちがよかった。心のマイルが貯まるよと教えてくれた人に出会った」
「ボランティアに参加する時の心構えや携行品など具体的に知る研修もあれば」
「出会った人とのネットワークを大切にしたい。災害時にも日頃のつながりが大事」
などたくさんのお話が出ていました。
この報告会には学生たちと能登半島地震支援に参加されたボランティアさんもたくさん駆けつけてくださり、再会を喜ばれていました。
今後も短大を拠点に、学内外の方との交流を深めたいと思います。
ありがとうございました。
※佐賀新聞に取り上げていただきました→https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1322644#goog_rewarded


8月12日~8月26日の約2週間、韓国語文化コースから5名の学生が韓国 大邱(テグ)にある 啓明文化大学の夏季研修に参加しました。
6月から7月にかけて21名の学生が先に渡韓しましたので、今回が2班目になります。



2週間のプログラムでは、午前中は語学授業、午後はK-POPダンスや歴史資料館などの文化体験をし、現地の学生と過ごしました。
2週間、ぎっしりプログラムを組んでいただきました!
最後にはソウル観光をして濃い2週間だったようです。
お世話をしてくださった担当者の方から沢山の写真を送っていただきましたが、どれも皆笑顔で嬉しかったです。












今回は急な変更等もありましたが、柔軟に対応をしてくださった啓明文化大学の関係者の方々に大変感謝しています。
前回と今回の両方ともに本学の学生をサポートをしてくれた現地の学生が、後期に交換留学生として本学に来てくれます。
思い出に残る半年を過ごしていただけるよう、サポートしていきます!
小長谷有紀(こながや ゆき)氏が、佐賀女子短期大学の客員教授に就任しました。
プロフィール
◇小長谷 有紀(こながや ゆき)◇
京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。長年、国立民族学博物館でモンゴル研究に従事してきた。研究分野は、文化人類学、人文地理学、モンゴル・中央アジアの遊牧文化。
大阪府出身で、京都大学文学部在学中、モンゴル国立大学に日本人女性として初めて留学した経験を持つ。『人類学者は草原に育つ:変貌するモンゴルとともに』フィールドワーク選書・臨川書店、『ウメサオタダオが語る、梅棹忠夫:アーカイブズの山を登る』ミネルヴァ書房など多数の著書がある。
現在は国立民族学博物館名誉教授。国際モンゴル学会の会長を務めている。
2026年に設立を目指す武雄アジア大学(仮称)の学長予定者。

「韓国の小学校で給食を食べてみて驚いたこと」というタイトルで、無償化から10年経った韓国の小学校の給食に関する話がありました。

韓国では10年ほど前に貧困対策の一環で小学校の給食が無償化されたそうです。小学校の給食の歴史や、伊東さんが実際に小学校を訪ねて食べた給食の内容や、給食を食べるときの子どもたちの様子などが紹介されました。
給食を食べる時、韓国の子どもたちは元気におしゃべりしながら食べますが、日本では子どもたたちは静かに食べるなどの違いが話されました。


伊東さんが訪問した韓国の小学校は、学校のホームページに毎日の給食の写真がアップされカロリーなども表示されていることや、日本では当たり前に出ている牛乳が給食に出ないなど日韓の違いを分かりやすく伝えられました。今後もこのような地域に飛び出す講演の機会をつくってまいります。
7月8日(月)~7月12日(金)のあいだ、韓国人留学生が中心となって Korean Week を開催しました!
学生たちが学生ホールを韓国居酒屋風に飾り付けをしたり、グローバル教育センターでは韓国の提灯 ”チョンサチョロン” を手作りして渡り廊下に飾りました。



1日目は、留学生が韓国の歴史や文化を発表し、学生が参加して折り紙で “韓服” を作りました。
2日目は、韓国ラーメンの試食会です。
2種類のラーメンを合わせて食べるのが流行っているそうです。行列ができていました!
3日目は、Netflixで人気のイカゲームにも登場した “ダルゴナ” です。日本の “型抜き” に似ていますね。









最終日は、本学の今村学長、韓国語文化コース兼副学長の長澤先生が “冬のソナタ” などの歌を披露し、ミャンマー人留学生や本学のK-popカバーダンスサークル”lucy”の学生たちはK-popダンスで盛り上げてくれました!





皆大盛り上がりで楽しい時間となりました。
自分の国に興味を示してくれることは 皆嬉しいですよね。
次は9月に ネパール・ミャンマーウィークを予定しています☆
7月9日(火) 韓国 大邱にある永進(ヨンジン)専門大学 幼児教育学科から25名の学生が来校され、本学のこども未来学科こども保育コースの2年生と交流会を開きました。


永進専門大学の学校紹介、韓国の文化や幼児教育などを発表され、音楽にのせた手遊びも発表しあって、皆で楽しみました。
同じ幼児教育を学んでいる学生たちですが、国の違いから幼児教育の違いにおいてもお互いに勉強になったと思います。
短い時間ではありましたが、交流を深めることができました。
永進専門大学の皆さん、ありがとうございました。






6月24日(月)~7月6日(土)の2週間、韓国語文化コースから21名の学生が、韓国 大邱(テグ)にある 啓明文化大学の夏季研修に参加しました。
2週間のプログラムでは、午前中は語学授業、午後は韓服体験や陶磁器作りなど 毎日様々なイベントを現地の学生と楽しみました。






今回初めて渡韓した学生たちは、勉強してきた韓国語で現地の方々とコミュニケーションを取ることができて嬉しかったのではないでしょうか。過去に渡韓したことがある学生も、普通の旅行では経験ができない内容から新しい発見があったと思います。学生の皆さんが今後の勉強や目標に対してのモチベーションが更に湧くような時間を過ごすことができたことでしょう。



最終日には、本学の学生を2週間に渡ってお世話してくださった現地の学生たちと、空港にて名残惜しいお別れをしたそうです。短い期間でしたが、学生たちがこのような関係を築いてくれたことは送り出した側としてはとても嬉しいですね。これからも友好関係が続くことを願っています。
本学の学生たちを手厚くお世話してくださった啓明文化大学の関係者の方々に感謝です。




