投稿者: kouhou


《ミャンマー地震被災地へのソーラーランタン寄贈について》
佐賀女子短期大学の学生ボランティア部Sun-Kissed(サンキスト)は、3月に発生したミャンマー地震の被災地支援のため、『Be Sunnyプロジェクト~ミャンマーの人たちに光を届けよう~』を立ち上げ、地震で停電の続く被災地へソーラーランタン100個分の寄付を目標に募金活動を行ってきました。
学内の学生や教職員はもちろん、保護者や市民の皆様、特別養護老人ホーム春庵様、長光園障害者支援センター様など多くの方々のご協力をいただき、合計で213個分(約50万円)のソーラーランタンを寄贈できることとなりました。



2025年6月20日、認定NPO法人地球市民の会(以下TPA)の皆様や市民の皆様を短大にお迎えし、寄付金贈呈式を実施しました。TPAは本学と連携協定を結んでいる団体で佐賀市内に本部があります。ミャンマー支援に長年取り組まれているので、今回TPAを通してミャンマーにソーラーランタンを届けてもらうことにしました。
TPAのミャンマー事業担当の方から、現地の支援状況や活動報告も共有され、皆様のご支援が確実に被災地に届くことを確認できました。ご協力いただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。





今年の佐賀市の栄の国まつりの花火大会は5月31日(土)に開催されました。
お祭りや花火大会など、参加することに不安がある障がいのあるお子さんとそのご家族に、安心安全な場所から花火大会を楽しんでいただく「さが障がい児花火鑑賞会」が開催されました。
今回の花火大会は、500機のドローンによるパフォーマンスのあと、1000発の花火が上がりました。室内で見れるので、大きな音が苦手な子どもも楽しめます。大会が始まると会場に歓声があがりました!
学生は障がいのある子ども達やそのご家族が花火だけでなく、お祭りの雰囲気を楽しんでもらえるように、浴衣を来て、金魚すくいやヨーヨーつり、バルーンアート、お菓子つりや輪投げコーナーなど手作りでブースの準備をして会場を盛り上げました。
会場入り口にはスタッフさんに指南いただきながらバルーンアーチを作り、子どもたちを歓迎しました。









このような機会を作ってくださった本学客員教授内田勝也先生と「〇〇な障がい者の会」の関係者の皆様、そして参加者の皆様、一緒にボランティアに携わった西九州大学の学生さんはじめ一般ボランティアの皆様ありがとうございました。
佐賀市が新たに策定する「こども計画」について佐賀市役所で開催された意見交換会に、本学のこども未来学科こども教育コース2年の相良紅葉さんも学生代表として参加しました。
30名ほどの参加者の中で短大・大学生は4名だったそうです。相良さんは緊張しながらも、高校時代に子ども食堂のボランティアに携わっていた経験から
「生活状況などさまざまな背景を持つ子どもたちが地域にいると思うので、子どもの居場所は今後も力を入れていくことが必要ではないでしょうか。」
など意見を述べました。
今年度はこのような意見交換会が4回予定されているそうです。本学の学生も継続してこの「こども計画」策定に向けて協力させていただきます。
意見交換会の様子が佐賀新聞に掲載されました(有料版)
2025.5.12(月) 公益財団法人 井内アジア留学生記念財団 から、事務局の桐原さんと、京都精華大学の准教授で、井内奨学生の選考委員でもあるミャンマー人のナンミャーケーカイン先生が来学され、本学に在籍している井内財団奨学生ミャンマー人留学生14名の授業見学をされました。
昼休みは、奨学生がそれぞれ手作りお弁当を持参して一緒に昼ご飯を食べながら、リラックスした雰囲気の中で、ナンミャーケーカイン先生とミャンマー語で情報交換や近況報告を行いました。
ナンミャーケーカイン先生は、井内奨学生の悩み相談を担当をされています。14名の井内奨学生たちに、学習面、生活面についてのあたたかいアドバイスをいただき、奨学生たちにとって大変ありがたい時間となりました。
学生たちは、「数カ月後、さらに成長した姿を見ていただけるように、勉強、生活、介護施設でのアルバイトをがんばります!」と話していました。





ゲストティーチャーに、佐賀女子短期大学客員教授の内田勝也先生をお迎えしました。
先生は生まれつき骨がもろく骨折しやすい「骨形成不全症」で、何度も骨折や手術を経験し、車いすでの生活をされています。
学生たちは疑似体験として、利き手ではない手で名前を書く体験をしてみました。当たり前にできていることができない不便さを感じたようです。
今は佐賀市役所の職員として働きながら、大学や小中学などで子どもたちや地域の人たちに、障がいを持って生まれてきたことをマイナスでなくプラスと捉えて、先生の視点だからこそ気づけることを伝えられています。
車いすでの生活の中で、公共交通機関の利用促進のために提言したり情報発信をして、「ハードとハートのバリアフリー社会」の実現を目指しているそうです!
実は、先生は数年前、本学の学生や教職員と一緒にタイを訪れたこともあります。
先生は小さい頃から周りの人たちの理解や協力があって、地域の中で大切に育まれてきたそうです。
先生の体験や活動を知ることで、介護福祉士をめざす学生たちは、自分の周りの人たちに対しての心の寄せ方を学んでいるのではないかと思います。



今後この授業は7月まで「障がい当事者(車いすユーザー)の方のリアルな声に耳を傾ける」をテーマに6名のゲストティーチャーに講義をしていただく予定です。

2025.5.13の佐賀新聞に授業の様子が掲載されました。
2026年度から佐賀女子短期大学は、フィールド・ユニット制を導入し、30以上のユニットから「なりたい自分」になるための学びを自由に選択出来るようになります。これは他の分野の授業も受けられるという、学びに意欲的な方には夢のようなシステムです。
新設『アート・デザインフィールド』では、
①アート思考・デザイン思考で地域社会に貢献
②多彩な学びを通して表現力を磨く
③今、活躍しているプロのクリエイターから学ぶ
ことを主軸に展開していきます。
4/26のオープンキャンパスでの『アート・デザインフィールド』の体験授業は、石こうを使った「立体手形」を制作しました。
石こうデッサンで身近なモチーフですが、型をとって石こうを流し入れて自分の手形を作るという体験をしてもらいました。在学生のフォローのおかげで、生徒さんたちは終始笑顔で楽しんでくれました!




新設『観光・ITビジネスフィールド』では
①観光ビジネスについて実践的な知識を身につける
②IT技術を広く学ぶことでビジネス社会を生き抜く力を身につける
③コミュニケーション能力を多様な環境で活かせる言語(英語・韓国語)を身につける
ことを主軸に展開していきます。
4/26のオープンキャンパスの体験授業では、「観光プラン」を参加者のみなさんに作ってもらい、同伴の保護者に向けてプレゼンをしてもらいました!


次回のオープンキャンパスは5月24日(土)オンラインでの開催です。詳しくは今後ホームページでご案内いたします。皆様、お待ちしています。
2025年4月25日
佐賀女子短大にて、介護福祉士実務者研修の開講式を開催しました。
介護福祉士の受験方法のひとつ、実務経験ルートでは、実務経験3年以上と実務者研修受講により、介護福祉士国家試験を受験することができます。
今年度は15名の方々が実務者研修を受講されます。(内10名は外国人介護士です)
各科目については、各自でWeb学習にて課題や評価テストを進めていき、7月から介護過程と医療的ケアのスクーリングが始まります。
本学の日本語別科で「初任者研修」修了生も数名受講します。
「久しぶりに短大に来てたので懐かしく勉強する気になりました」などの会話が飛び交い「同窓会」のような雰囲気となっていました。
実務者研修受講生のみなさま、「介護福祉士」合格を目指して修了までがんばりましょう!


4月25日(金)
福祉とソーシャルケアコースの2年生全員が学内にて模擬試験を受験しました。
2026年1月の国家試験本番まで、計8回の模擬試験を受験予定です。
苦手科目の対策に早めに取りかかることで点数アップを目指します。
5月の模擬試験からは、点数ごとにクラス分けをし、教員による対策を強化します。
今回は初めての模擬試験ということもあり、緊張した面持ちで問題にチャレンジしていました。
1月の国家試験では、クラスメイト全員合格を目指して頑張っていきます。


入学式での今村学長の式辞です。佐賀女子短期大学YouTubeチャンネルにアップしましたのでご覧ください。
佐賀女子短期大学は、西九州大学短期大学部と包括連携・協力に関する協定を結びました。
今後、教育、研究、施設や設備の共同利用、研修の共同実施や学生や教職員の交流等を行い、地域に貢献できるような連携活動を行っていきます。

また同日、特定非営利活動法人全国認定こども園協会、一般社団法人佐賀県私立幼稚園・認定こども園連合会、佐賀県保育会と佐賀女子短期大学と西九州大学、西九州大学短期大学部の6者による包括的連携・協力に関する協定を結びました。
今後、学生の教育、実習、就職、研修プログラムの実施、人材育成や人材確保、幼児教育・保育の振興や魅力発信、共同研究の実施等に関して連携していきます。


保育士不足や少子化など社会課題に立ち向かうには、それぞれの組織単独での生き残りは厳しい世の中になってきました。これまでは競争してきましたが、これからは、相互に連携・協力しながら、佐賀県の子どもたちやその家族をしっかり支えることのできる、よりよい保育者養成につなげていくために「共創」してまいります。