サワディーカップ!
8月24日から9月2日にかけて、タイ・ランシット大学(協定校)にて本学の6名の学生が参加する夏季研修が開催されました。今年は京都橘大学からも3名の学生が加わり、初対面にもかかわらず、すぐに打ち解けて笑顔が溢れる和気藹々とした時間を過ごしました。
福岡空港からエアアジアの直行便に乗り込み、5時間ほどでバンコクのドンムアン空港に到着。入国審査も滞りなく進み、タイへの玄関口が開かれました。時差は2時間、飛行機を降りると、ランシット大学の教員と学生が温かく迎えてくれました。ドンムアン空港から大学までの車での移動時間は約30分。到着後すぐにランシット大学へ移動しウェルカムセレモニーが開かれ、その後、学生たちは賑やかな飲食店街が並ぶアパートへとチェックインしました。
2日目の朝、タイ語のレッスンが行われ、簡単な挨拶やタイ文化の基本を学びました。午後はバンコク観光へ。荘厳なお寺や、巨大なショッピングモール「サイアム・パラゴン」を訪れ、その規模に圧倒されました。お土産も豊富に揃え、タイならではの雰囲気を堪能しました。
3日目からは英語の研修が始まり、タイの歴史や文化について英語で学ぶ貴重な体験が提供されました。英語を通じて新たな知識を得ることは、学生たちにとって言語学習の意欲をさらに高めるものであり、英語の重要性を再認識する機会となりました。
午後の活動では、ランシット大学の日本語を学ぶ3年生約40名と共に、タイ文化ワークショップが行われました。「プアンマーライ」と呼ばれる美しい花飾りの作成、タイの伝統的なダンス体験、タイ料理のクッキング、そして「トゥン」と呼ばれるお守り作りなど、タイの文化に深く触れ、両校の学生たちは異文化交流を楽しみました。フリータイムには、ランシット大学の学生たちがキャンパス内を案内してくれ、また一緒にバンコクの街にも繰り出し日もあり、友情を深めました。
8日目には世界遺産のアユタヤを訪れ、1350年から1767年まで続いたアユタヤ王朝の遺跡を見学しました。象に乗るという特別な体験は、学生たちの心に一生残る思い出となりました。
最終日には自由時間が与えられ、学生たちは周囲を散策し、現地の味覚を楽しむなどして最後の時間を満喫しました。こうして9日間にわたる研修は、あっという間に過ぎ去り、本学の学生たちとランシット大学の学生たちは、再会を約束して涙ながらに別れを惜しみました。深夜便で福岡空港に戻り、無事に10日目の朝を迎えました。
ランシット大学の皆様のおかげで、全日程が安全に進み、貴重な学びと経験を得ることができたことに心から感謝しています。今年の10月にはランシット大学の学生たちが本学での研修を予定しており、再会を心待ちにしています。昨年スタートしたタイとの相互研修は、毎回内容を見直しながら、より充実したものへと進化し続けています。これからもこの研修が実り豊かなものとして発展していくことを期待しています。
コップンカップ!!